トリックルームパーティーの紹介も終わったので、単体でピックアップしての記事を書いていこうと思います。今回はキノガッサ。
キノガッサ
タイプ:くさ / かくとう
とくせい:ほうし / ポイズンヒール / テクニシャン
種族値:60 / 130 / 80 / 60 / 60 / 70
なんといっても最速のキノコのほうし使い(技のデパートワンコを除く)であり、自分より遅い相手へのプレッシャーは強力です。
とくせいによりねむり状態を無効化するカプ・コケコ、カプ・レヒレの登場により採用率が落ちるかと思われましたが未だに環境に居座り続けているポケモンです。
育成論
キノガッサ
いじっぱり /ようき テクニシャン きあいのタスキ
A252 S252
タネマシンガン / マッハパンチ / キノコのほうし / がんせきふうじ
PGLによるとこの型のキノガッサが殆どだそうです。強力なポケモンの要因として、型が豊富なことが挙げられると思いますが、その点型がバレても環境に生き残れることからスペックの高さを感じます。
キノガッサは何が強いのか?使ってみた
レートで当たった時のキノガッサの印象としてはキノコのほうしで眠らされ、タスキで耐えた後の死に際のマッハパンチの火力もバカにならない…と感じていましたが、自分でも上記のテンプレ型を育成して対戦してみました。
・テクニシャンタネマシンガンが強い
25(1発の威力) × 1.5(タイプ一致補正) × 1.5(テクニシャン補正) × 2〜5(ヒット数)
= 112〜281
キノコのほうしに注目が行きがちでしたが、A130からのテクニシャン補正がかかった技は強力でした。
特に運が絡むとはいえタネマシンガンの火力は脅威です。キノコのほうし読みのカプ・コケコ交換読みタネマシンガン → マッハパンチで落とすといったことも可能です。
・キノコのほうしが強い
分かってはいたことですが…。命中100%というのは本当に頼もしいです。こだわりスカーフでとりあえず上から眠らせて引っ込める型も使ってみましたが、こちらも強かったです。(努力値配分はきあいのタスキ型と同様)
そして「キノコのほうし読みの交換」読みでタネマシンガン、マッハパンチ、がんせきふうじで交換先に負荷をかけていけることが強力です。
余談ですがキノコのほうしはキノココのレベルアップでしか覚えず、キノガッサでは覚えないという血も涙もない仕様は絶対に頭に入れておきましょう。絶対にです。
・フシギバナには何もできない
採用率の低くないフシギバナと当たった時は何もできなかったです。こちらは交換をせざるをえない状況ですが、相手はねむりごなややどりぎのたねなどで後続に負荷をかけてきます。
キノガッサの対策
何が強いかは分かったので、じゃあ対戦相手のパーティーにキノガッサがいた場合にどうするか?について。
・草タイプをパーティーに組み込む
実際に使用して分かったこととして、まずはフシギバナが強力なメタとなります。キノガッサのタイプ一致技、くさ、かくとうを半減できますね。
ヘドロばくだんやめざめるパワー炎を打ってもいいですし、やどりぎのたねやねむりごなで後続に負荷をかけていってもよいと思います。
物理方面に固いジャローダも有効ではないでしょうか。C特化リーフストーム のダメージは46.6%〜55.5%。あまのじゃくによるC上昇もあり有利に展開していけます。へびにらみでまひを撒いていくのもいいですね。
・フィールドを展開する
カプ・コケコ、カプ・レヒレのエレキ/ミストフィールドでねむり状態にならないようにします。
カプ・コケコの場合は先発でフィールド展開→ボルトチェンジと繋げるとよいのではないでしょうか。
交換はタネマシンガンやがんせきふうじを余裕をもって耐えられるポケモンだとより良いですね。
・特性ぼうじん、ぼうじんゴーグルの採用
実感した訳ではないのですが、ぼうじんで粉技を無効にする手法も有効かと思います。ギルガルドにぼうじんゴーグルを持たせると体勢上キノガッサはどうしようもなくなりますね。
サンムーンで追加された600族のジャラランガはぼうじん(ぼうだんでタネマシンガンを無効化もできますが、ぼうじんでよいでしょう。)でキノコのほうしを無効化しつつかえんほうしゃを使うことができます。
まとめ
現状のレートでも生き残っているスペックは凄まじく、使ってみて採用される理由が分かった気がします。
テンプレートの型でASぶっぱと非常に育成もしやすく、運用もシンプルなので初心者にもオススメできるポケモンです。
相手のパーティーにいる場合のこちらの選出誘導が強力ですので、キノガッサ対策ポケモンを対策できるパーティーを組んでいると選出がしやすくなるかもしれません。
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