2017/09/27

03-6709-1156はアマゾンジャパン?電話してみた


今日03-6709-1156という知らない電話番号からSMSが届いていました。
まずさっさとタイトルの結論を書いておくと、03-6709-1156はアマゾンジャパンではないです。

僕に届いていたSMSは以下のようなものでした。

有料サイト使用に対して未納料金が発生しています。本日ご連絡なき場合は法的措置に移行します。03-6709-1156 アマゾンジャパン相談係

色々とおかしい

おかしい点を挙げるとキリがないのですが…
①Amazonとのやり取りはEメールのみ。SMSを使用したことはない。
②Eメールでもこんなに必要な情報が欠如したメールは送ってこない。例えば何らかの有料動画を見たのであれば、僕の氏名、注文番号、動画のタイトル、金額、Amazonへのリンクなどは記載されているべき。

とにかく検索

03-6709-1156を検索すると架空請求業者との声が多数見受けられますね。
即電話するのでなくこの1stepを挟むだけで架空請求業者に騙されるおそれがグッと減るのではないでしょうか。
もちろん架空請求業者もそれを分かっているからこそ、本日中という期限で焦らせているのでしょう。

ちなみに、アマゾンジャパン合同会社の電話番号は0120-999-373です。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202008070

電話してみた

まあネタになればいいかなと思って…笑
非通知で発信しました。

聞きたいことは下記。
・「有料動画」ってなんですか?具体的に言ってください。
・アマゾンジャパン相談係ってなんですか?アマゾンジャパン合同会社なら知ってるんですけど。


発信…!


…。

通話中のようでした。
本日中に連絡しないと法的措置に移行されるのですが(棒読み)

まとめ

最近架空請求と思われるメールが再び増えているような実感があります。Appleを名乗る架空請求業者からも度々メールが来ています。

メールのおかしいところを探すことと電話番号やメールアドレスを検索することを徹底して架空請求業者へ情報を与えない(なにより不当な請求をされない)ようにしましょう。

2017/09/26

【トリックルーム】メガヤドラン【チョココロネ】

サンムーンS1のダブルで使用していたトリックルームパーティの欠陥構築紹介。6匹目はメガヤドラン。

メガヤドラン

タイプ:みず / エスパー
とくせい:どんかん / マイペース / さいせいりょく → シェルアーマー
種族値:95 75 110 100 80 30

初代ポケモンですがサンムーンでリージョンフォーム発見とはならなかったこのポケモン。元々が比較的人気のあるポケモンだからでしょうか?

物理受けに向いた種族値とタイプが噛み合っており、僕はサイクル構築を組む場合でも積極的に採用するお気に入りのポケモンです。
チョココロネではない。

育成論

メガヤドラン
のんき どんかん ヤドランナイト
H252 B252 C4
ねっとう / れいとうビーム / なまける / トリックルーム

努力値

H252 B252 C4


とくせい

・どんかん
メロメロ、ゆうわく、ちょうはつを無効化します。

1ターン目に非メガシンカでトリックルーム(ちょうはつ無効)
2ターン目でメガシンカ
といった立ち回りが可能となります。

・マイペース
候補外。サンムーン環境でこんらんの自傷率が50%→30%と修正されたこともあってか、こんらんさせられる状況は殆どなかったです。

・さいせいりょく
ダブルのトリックルームパーティーではポケモンを交換する回数が少なく、発動機会が乏しかったため不採用。
シングルのサイクル構築だと優先度は高くなります。

・シェルアーマー
メガシンカ後はこのとくせいに。
相手の攻撃が急所に当たらないという効果は一見地味にも思えますが、事故死がなくなることの安心感と安定感は使って気付きました。じっくりと受けていくこのポケモンには地味ながら強力です。

もちもの

対応メガストーン。
ヤドランの場合はゴツゴツメットを持たせることが多かったです。

わざ

・ねっとう
なんといっても30%の追加効果のやけどが強力です。スリップダメージこそサンムーン環境において1/8→1/16と弱体化しましたが、攻撃半減と物理受けのこのポケモンに有利な状況を作り出せるわざです。

・れいとうビーム
メガボーマンダ、ガブリアスに。ただ少しレートが上がると読まれます。

無振メガボーマンダ:110.5%〜131.7%
HD特化メガボーマンダ:67.3%〜79.2%
D4振ガブリアス:107.1%〜126.7%

・なまける
高速再生。トリックルーム配下では先制なまけるで動けるので非常に安心です。

・トリックルーム
ミミッキュのみの搭載でもいいかなと思ったのですが、保険的な意味として入れています。どんかんでちょうはつを無効化して打てます。

その他

・めいそう
詰めれば要塞と化しますがなまけるとの併用は必須のため技スペが厳しくなります。

・だいもんじ
なぜか覚える炎技。メガ後はC130のため無振りでもそこそこの火力が出ます。

・サイコキネシス
ばつぐんになるような相手はS1環境にほぼおらず、打つ機会がありませんでした。(ベトベトンRのあく複合は強い)

まとめ

トリックルームパーティー以外でも使っていたことが裏目に出てしまい、何をやらせるのかを明確にしておらず中途半端になってしまった印象でした。
いっそトリックルームを抜いたれいせいHC振りとかも試してみたいですね。カプ・コケコの台頭がキツく、ほぼ選出できない試合が続きました。

トリックルームパーティーはもちろん、様々なパーティーで採用できるスペックがあると思うので、これからも育て続けます。

2017/09/20

モダンで扱いやすいBIG MUFF。EarthQuaker Devices Hoof。

EarthQuaker Devicesのエフェクターについて記事を書いていきたい気分なので同ブランドのペダルの紹介を続けます。今回はファズのEarthQuaker Devices Hoof。





ロシアンマフのnano化の際
http://thvstanabota.blogspot.com/2017/08/GreenRussianBigMuff.html
にいつか書くと言っていたこのペダルについて。

BIG MUFF系のファズを探していた時に見つけたこのペダル。僕はUSAマフよりロシアンマフが好みなので、ロシアンマフの発展系とのことで候補に入りました。しかし世の中にBIG MUFFサウンドを狙ったエフェクターの多いこと多いこと…


外観

ブランドお馴染みのツートーン配色に蹄のようなものがデザインされています。
Google画像検索すると、黒と金の配色のものが多数ヒットしますが僕は白と茶色の配色のものを所有しています。

本家BIG MUFFと比較して筐体が一般的なサイズなのも個人的には大きなアドバンテージです。
BIG MUFFはセンタープラスで動作するため一般的な9Vセンターマイナスのアダプターでは動作できず、変換アダプターを噛ませる必要があるのですが、このペダルは9Vセンターマイナスで動作する点も嬉しいですね。

コントロール

コントロールノブは4つ。
Level、Tone、FuzzはBIG MUFF系のファズを探している方には説明不要かと。
BIG MUFFにはないコントロールとして、4つ目のコントロールである「Shift」が存在します。Shiftは100kHz辺りのトーンコントロールで、前述したToneと合わせて音作りをしていきます。時計回りで100khzのカット、反時計回りでブーストとなります。

Toneの利き方は非常にBIG MUFFライクで、絞ると鼻が詰まったようなサウンドになり、解放するとハイの効いた攻撃的なサウンドとなります。
そのサウンドをShiftを使用して出過ぎるローミッドを引いたり、逆に足して厚みを足したりすることができます。

サウンド

一言で言うとモダンで上品な扱いやすいサウンドのペダルです。

トーンを絞り、ゲインを控えめにした時のサウンドはファズと言われても分からないレベルです。
出力も高いのでギターソロなどでのブースターとしての利用もできます。
僕はこの用途の場合はShiftを左寄りにして抜けを良くし、よりフレーズが聞き取りやすくなるような設定としていました。

一方でトーンを解放しゲインを上げ目にしたサウンドはしっかりとBIG MUFFらしいサウンドとなっています。
こちらの暴れ方もShiftの調整で作り込んでいけますね。

僕は以下のような流れで音作りします。
①ToneとShiftをフラットにする
②Fuzz、Levelを設定する
③Toneを設定する
④Shiftを設定する
⑤③④による変化に合わせてFuzz、Levelを調整する

ShiftはあくまでもToneコントロールの補佐として使うのがよいと思います。

ノイズがかなり少ないのも印象的でした。「ファズはノイズ垂れ流してナンボ!」という方はオリジナルのBIG MUFFが向いていると思います。


まとめ

音が暴れすぎないので、BIG MUFF系のペダルを探している方の中でも特に扱いやすくモダンにチューンアップされたものを求めている方にはピッタリのエフェクターだと思います。

2017/09/14

【Uni-Vibe】EarthQuaker Devices The Depths【ビブラート?トレモロ?コーラス?フェイザー?】

先日紹介したEarthQuaker DevicesのHummingbirdに続き、同ブランドのモジュレーション系、光学式ビブラートのEarthQuaker Devices The Depths optical vibeを紹介します。

 このペダルは最初弾いた時「フェイザー効果のあるトレモロかな?」と思ったのですが、Shin-eiのUni-Vibeを狙っているのかと思います。


Uni-Vibeとは?

1960年代に発売されたコーラス、ビブラートの代表的なペダルです。使用者としてジミヘンドリックスが有名です。
2016年にはShin-eiからVibe-Broとの名前で復刻されています。
その少し前にはKORGがNuvibeというエフェクターをリリースしています。

外観

ブランドお馴染みのツートーン配色にタコが描かれています。
電源の「9-18V」表記など細部に至るまでかっこいいペダルですね。

コントロール

5つのノブで音作りをします。

Intensity…揺れの滑らかさをコントロールします。絞り気味の場合は滑らかなビブラートサウンドですが、右に回していくとぶつ切りのサウンドを得ることができ、パルスサウンドからマシンガントレモロまでカバーします。

Rate…揺れのスピードをコントロールします。

Level…アウトプットの音量をコントロールします。

Voice…トーンコントロールのようにEQが変化します。左回しの時もこもるような感覚はなく、温かみのあるサウンドに調整されています。

Throb…ローエンドを調整するようですが、変化は分かりづらいです。Voiceを絞り気味の時に効果が感じやすいとのことです。シンセサイザーやベースを使用する場合に足すといいそうです。

サウンド

アナログ系のエフェクターでの聞き飽きた感想だと思うのですが、本当に暖かい音がします。
特にIntensityとRateを控えめにしたナチュラルなビブラートは弾いていて気持ちよく、アルペジオなどにうっすらとかけたくなるサウンドです。IntensityとRateを最大まで上げた音は中々にぶっ飛んだ音がしますが、EarthQuaker Devicesのペダルと考えると大人しい部類かと思います。総じてビンテージ傾向のナチュラルなサウンドで持ち味を発揮できる印象でした。

コントロールが複雑そうな印象を受けますが、ツマミのうち3つ、Rate、Intensity、Levelから音作りしていくと分かりやすいかと思います。
揺れのスピードとその滑らか(ナチュラル)さがサウンドに与える影響は大きいので、Rate、Intensity、Levelを決め、その後Voice、Throbを駆使してより好みの音に近づけていくイメージですね。
またVoice、ThrobはShin-ei Uni-Vibeには搭載していないので、そのままThe Depthsの強みとなります。

まとめ

ビブラート、トレモロ、フェイザーを探している方には是非試してほしい1台です。
様々なモジュレーションエフェクトの中間のような音がしますし、暖かいモジュレーションサウンドが好みの方ならこの唯一無二のサウンドにハマる可能性があると思います。

2017/09/12

【トリックルーム】ベトベトン(アローラのすがた)【着色料アイス】

サンムーンS1のダブルで使用していたトリックルームパーティの欠陥構築紹介。5匹目はベトベトン(リージョンフォーム)。

ベトベトン(アローラのすがた)








タイプ:どく / あく
とくせい:どくしゅ / くいしんぼう / かがくのちから

ガラガラと同じく初代ポケモンのリージョンフォーム。
ちなみにNNはサーティーワン

毒悪複合のポケモンの中ではAとDが秀でた数値となっています。
S1で猛威を振るっていたカプ・テテフに対して余りに何もできなかったために採用。

育成論

ベトベトンR
ゆうかん どくしゅ とつげきチョッキ
まさかの努力値メモ忘れ…orz
HAに厚めに振り、Dに少しです。
ダストシュート / はたきおとす / かげうち / だいもんじ

努力値

H252 A252 D4

メモ忘れですけど、これベースです…

とくせい

どくしゅ / くいしんぼう / かがくのちから、3つの特性は全て有用と思われます。

・どくしゅ
接触技に3割で毒を浴びせる追加効果が付与されます。このポケモンに採用される技はどくしゅ、はたきおとす、かげうちなど適応技が多いです。

・くいしんぼう
HP半分以下の条件で発動する木の実を、HPが半分になったタイミングで使用することができます。
「HP1/4以下で発動」と発動条件が厳しいHP50%回復の木の実を比較的安全に使用できます。

・かがくのちから
ダブルで倒れた味方の特性を引き継ぎます。かがくのちからってすげー!(言いたいだけ)
弱点がじめんのみなので、ふゆうを引き継ぐと弱点なしとなります。
ロマンを求めるならふしぎなまもりですかね…(実現不可能らしいです)

もちもの

様々な持ち物が考えられますが今回はA105 D100を生かせるかなと思ったことと、使い勝手の良い攻撃技が多いことからとつげきチョッキに。

わざ

・ダストシュート
物理毒の命中不安定高火力技。

・はたきおとす
チョッキによる流し性能があり、とりあえずこれを打っておけばOKと判断していました。
相手交換 → ベトベトンはたきおとす 道具排除+どくしゅで毒状態に
という場面も多く、交換先への負荷は悪くないでしょう。
ポリゴン2はしんかのきせきを奪うことで大幅に弱体化できます。

・かげうち
Sが中途半端で抜かれることもあるので搭載しました。瀕死際の1発の削り、あわよくば毒は嫌がらせになるかと思います。

・だいもんじ
パーティでハッサムやテッカグヤがどうにもならなかったので役割破壊として仕込みました。
4倍弱点以外にはダメージが貧弱すぎるので、教え技でのほのおのパンチ習得を期待します。

その他

・どくづき
ダストシュートと選択。命中安定、低火力なのがこちら。技自体にも3割で毒の追加効果があるため、どくしゅと合わせると51%で毒状態にすることができます。

・かわらわり
S1で一定数いたオーロラベールキュウコンを意識するなら。

・いわなだれ
トリックルーム配下ではひるみをねらっていけます。
トリックルームパーティ以外ではストーンエッジ、いわなだれも覚えます。

・だいばくはつ
トリル下で先手を取れる状況であれば散り際に。運用した訳ではないですが、パーティにゴーストタイプが2体いるので気軽に打っていけそうです。

まとめ

今回の構築で予想外に活躍してくれた1体。カプ・テテフ、コケコはもちろん特殊アタッカー全般のストッパーとして機能してくれました。


わざや特性などカスタマイズ性も高く、考察のしがいがあるポケモンだと思うので是非一度育ててみてください。

2017/09/11

JHSとBOSSがタッグを組んだ!BOSS Angry Driver JB-2


このコラボレーションは誰が予想できたのでしょうか。

BOSSのBD-2 Blues DriverとJHSのAngry Charlieを1台にまとめたペダル、BOSS Angry Driver JB-2が発表されました。

JHSとは?

BOSSについては説明不要かと思いますがJHSはご存知でない方もいらっしゃるかもしれないので。

JHSは2007年にスタートしたアメリカのエフェクターメーカーです。
発端はなんとBOSSのBD-2を修理したことだそうです。その後両社は友好的な関係を築いてきたそうです。ドラマがありますね…

ヴィンテージ機材をペダルで復刻するイメージが強いブランドです。歪みのラインナップが多いですね。

個人的には同メーカーのオーバードライブ、Superboltが気に入っています。
このペダルのレビューはまたの機会に。

JHS Angry Charlieとは?













JHSよりリリースされたMarshall JCM800系のディストーションペダルです。
3バンドEQを備えアンプライクな操作性のディストーションです。
チャーリーブラウンのTシャツのような柄が描かれていて、シンプルな中に遊び心のあるデザインも素敵です。

BOSS BD-2とは?













BOSSと同じくこちらも説明不要かと思いましたが…
BD-2は1995年にリリースされたオーバードライブペダルです。もはや大定番の一台です。
Fenderライクなジリついた鋭利なサウンドを得意とし、所謂ロキノン系のギタリストに愛用者が多いイメージがあります。ブルースドライバー、ですが…
暖色系が多いBOSSの歪みペダルで、青いボディに黄文字という組み合わせも非常にかっこいいです。
カスタマイズ版のBOSS BD-2Wのリリースも記憶に新しいですね。

外観

では上記を踏まえてAngry Driver JB-2をみていきましょう。
外観はお馴染みのBOSS筐体に白と赤のカラーリングです。

JHSはエフェクターのモディファイも行っており、そこで変更されるノブのカラーが白や赤、青が多いことからこのカラーリングとなったのではないでしょうか。

コントロール

4つノブがあります。
BOSSお得意の2段式ノブが3つ。これはBD-2、Angry CharlieそれぞれのLEVEL、TONE、DRIVEとなります。Angry Charlieの3バンドEQをどう1ノブのコントロールに落とし込んだかが気になります。

残りの1つはモードセレクトです。
単体使用とブレンドの3モードだろうなと想像したのですが、なんと6種類ものモードが選択できるようです。

・JHS単体
・BOSS単体
・JHS / BOSSを切り替えて使用
・JHS→BOSSの接続順で使用
・BOSS→JHSの接続順で使用
・JHS / BOSSを並列で使用

このサイズで接続順まで変えられることは驚きでした。

個人的にはBD-2のローゲインのサウンドが好みなのでBD-2でクランチサウンドを作り、Angry Charlieでゲインブーストするような音作りで使用してみたいです。

BD-2はブースターとしての使用にも定評があるので、Angry CharlieのサウンドをBD-2でブーストする使い方も有用かと思われます。

まとめ

この動画を観ると、僕が思いついた「BD-2でクランチ、Angry Charlieでゲインブースト」は一般的な考えのようでした。う~ん、僕は凡人ですね。笑

動画に「Angry CharlieのサウンドをBD-2でブーストしたサウンドも良かった」とのコメントがあったので期待できそうですね。
発売が楽しみなペダルです。

2017/09/07

【ディストーション】walrus audio RED 3バンドEQを備えたハイゲインディストーション

ハイゲインディストーションを探していて出会った1台。


公式の説明文

洗練されたセンスでチューニングされた新世代ハイゲイン・ディストーション。

Walrus AudioのREDは、情け容赦なく、激しく歪む、新世代の『ハイゲイン・ディストーション・ペダル』です。力強くパワフルなドライブ感、唸るようなダウン・チューニングや、疾走感のあるミュート・リフに、 Walrus Audioならではの卓越したセンスでチューニングされたハイゲイン・ディストーションのエッセンスを加えられます。
そのヘヴィなトーンは、1990年代初期のヘビィ・ロックやシューゲイザー的なサウンドを基盤にチューニングされています。アグレッシブで激しく、そしてず太いトーンは、スケーター・パンクやデスメタル・ファンの心臓を鷲掴みにするような凶暴なトーンを持ちながらも、Walrus Audioの全ての製品で貫かれている「高らかな美意識」を感じさせる芸術的なトーンです。


外観

Walrus Audioの他の歪みペダルより少し幅が大きく、1.5個分くらいのサイズ感でしょうか。もっとも、コントロールも多いのでこれくらい大きくなるのは仕方ないですね。
黒地の筐体に赤で研究者が描かれています。同メーカーのラインナップでは一際禍々しい見た目が目立ちます。

コントロール

5つのノブと1つのトグルスイッチでサウンドメイキングを行います。

ノブはtreb、mid、bassの3バンドEQとgain、volと初心者でも分かりやすいコントロールですね。

トグルスイッチにはtextureと命名されており、クリッピングの切替を行えます。この手の切替は音色の方向性をかなり変えますしアウトプットの音量もかなり変わってくるので、僕はまず最初にここをいじって音作りします。

サウンド

「情け容赦なく、激しく歪む」との謳い文句との通りかなり歪みます。
gain9時で既にディストーションと言えるレベルまで歪み、12時近辺以降は潰れ感が増していきます。歪みの質はダーティで、正統派のディストーション寄りでありつつも少しダークなジャンルに合いそうなサウンドです。

もちろんEQの設定にもよりますが、フラット近辺ではスッキリしていて抜けもよいように感じました。

3バンドEQの効きがかなりよく、好みの音を作り込む際に役に立ってくれると思います。gainは暴君、EQは優等生ですね。
ただ僕としてはあまりに効きが良すぎてライブのリハーサルなどで混乱してしまうかな…と思いました。3ノブの歪みのセッティングの楽さはプライスレスだなぁと。

まとめ

3バンドのEQによる幅広いサウンドメイキングが武器のハイゲインディストーション。やや上級者向けかと思いますが細かく歪みの音作りをしたい方にはオススメのペダルです。

クランチに寄った歪みや飽和感のある歪みが良い場合は同メーカーのIron Horseの方がオススメかと思います。

2017/09/06

【トレモロ】EarthQuaker Devices Hummingbird v2【リピートパーカッション】

トレモロだと思っていたこのペダル。もちろんトレモロに分類されるのですが、リピートパーカッションとの記載があります。







リピートパーカッションとは?

簡単に言うと、リピートパーカッションという機材があったそうです。
また、リピートパーカッションはトレモロに分類されます。

VOXのトレモロ、Repeat Percussion V809がそれにあたります。生産は1960年代後半とのことで、当然現在は希少となっています。

つまりこのエフェクターはトレモロの中のリピートパーカッションを意識したペダルということになります。

公式の説明文

ハミングバードは2007年に登場以来当社の人気のエフェクターの一つです。一号機は,短くキレが有るが故、ディレイの様にも使えるトレモロで人気のビンテージのVOX Repeat Percussion Tremoloを若干改造したクローンとして始まりましたが、2009年にJFETを追加しヘッドルームに余裕を持たせ、DepthとLevelで柔軟にトレモロをコントロール出来る回路に変更いたしました。そして2015年、さらに改良を加え、新しい回路に変更いたしました。更なる改良点は3つ目のスピード変更を出来るモードを追加いたしました。オリジナルに有った1と2の間を取れる様になっております。この改良によって、我慢出来なくなる位の遅いトレモロからリングモジュレーションの様な素早いトレモロ、さらにその中間も簡単に取れる様になっております。エクスプレッションペダルで外部から素早くトレモロのスピードを調節する事も可能です。エクスプレッションペダルをワウの様に扱う事によって、オリジナルでは不可能だった多彩なトレモロの変化をリアルタイムで操作する事が可能になります。

外観

緑に黒字のクールな2トーン。このメーカーのペダルのデザインもWarlus Audioと同じく非常に好みです。

コントロール

3つのノブと1つのトグルスイッチを有します。

Depth:エフェクトと原音の比率。
Rate:トレモロの揺れの周期のスピード。
Level:OUTPUTレベル。
トグルスイッチ:Rateの範囲を指定します。トグルスイッチで大幅にスピードを決め、Rateで細かく作り込むイメージですね。

また最新のVer.3ではエクスプレッションペダルの入力を備え、エクスプレッションペダルによるリアルタイムでのRateコントロールも可能になっているとのことです。

サウンド

このメーカーは飛び道具じみたニッチなサウンドを得意とするメーカーだと思っていたのですが、上品でナチュラルなトレモロサウンドです。もっとも、VOX Repeat Percussion V809という着眼点こそニッチだと思いますが。
特に操作に困ることはなくすぐに目的の音を作れると思います。

Rateを上げた時のサウンドは確かにリングモジュレーター的です。

また、オマケ的ですがLevelのみを操作することでクリーンブースターとしても使用できます。

まとめ

上品なトレモロサウンドでタップテンポやBPMでのRate制御は不要、という方にはオススメのペダルです。
定番のBOSS TR-2のVol落ちが気になっている方にもよいのではないでしょうか。

2017/09/05

【トリックルーム】ガラガラ(アローラのすがた)【ファイヤーダンス】

サンムーンS1のダブルで使用していたトリックルームパーティの欠陥構築紹介。4匹目はガラガラ(リージョンフォーム)。

ガラガラ(アローラのすがた)


タイプ:ほのお / ゴースト
とくせい:のろわれボディ / ひらいしん / いしあたま
種族値:60 80 110 50 80 45

合計種族値こそ425ではあるものの、原種ガラガラと同じく「ふといホネ」を持たせることで攻撃の種族値は2倍となります。


育成論

ガラガラR
ゆうかん ひらいしん ふといホネ
H252 A252 D4
フレアドライブ / シャドーボーン / じしん / おにび


努力値

H252 A252 D4

思考停止のトリックルーム物理アタッカー振り。

とくせい

のろわれボディ、ひらいしん、いしあたまの3つですが、進化前のカラカラの特性とは異なる場合があります。ややこしい…

カラカラ→ガラガラR
いしあたま → のろわれボディ
ひらいしん → ひらいしん
カブトアーマー → いしあたま

ちなみにカラカラからガラガラRへの進化条件は「夜にLV.28以上で進化」だそうです。サンムーンで昼にLV.28以上にレベルアップしても原種のガラガラには進化しません。

脱線気味でしたが3つの特性について。

・のろわれボディ
弱点でなければ1発は耐えてくれることが多いですが、確率も3割で発動機会は限られます。

・ひらいしん
でんき無効と耐性を1つ増やせる強特性。実質特攻1段階上昇の恩恵を受けられないのは残念ですが、でんきタイプの特殊アタッカーが持っていることの多いめざめるパワー氷を半減で受けられるため、高い流し性能を持ちます。

・いしあたま
メインウェポンであるフレアドライブの反動がなくなります。
Sの低さ故被弾回数が多くなりがちなポケモンですが、この特性により消耗を抑えることができます。

今回はカプ・コケコやデンジュモクに役割を持たせたかったのでひらいしんとしました。

もちもの

ふといホネ確定でよいと思います。

わざ

・フレアドライブ
1/3の反動こそありますが、威力120、タイプ一致、ふといホネの火力は強力です。抜く理由のないメインウェポン。

・シャドーボーン
タイプ一致メインウェポンその2。
威力こそ85ですが20%で相手の防御1段階下降。非接触技です。

・ホネブーメラン
カプ・コケコ、デンジュモクにお見舞いします。じしんとは好みで選択です。

・じしん
威力100
命中100
全体攻撃
グラスフィールドで威力半減

・ホネブーメラン
威力50の2回攻撃
命中90
単体攻撃

外れるリスクこそあるものの、稀にいたみがわり搭載のカプ・コケコやS1でヘイトを集めたムラっけオニゴーリなどの対策を意識してホネブーメランを選択しました。

・おにび
あまり使わなかったのですがA特化ミミッキュのシャドークローが57.4〜68.2%であることもあり搭載しました。ミミッキュと対面した時は打ちますが、基本は叩いていった方が持ち味を発揮できるかと思います。

その他

・かわらわり
S1で一定数いたオーロラベールキュウコンを意識するなら。

・ストーンエッジ
ボーマンダ、ギャラドスへ。

・つるぎのまい
何度か試しましたが舞っている隙がありません。

まとめ

パーティーの物理アタッカー、及び蔓延していたカプ・コケコキラーとして活躍してくれました。一度非トリックルーム状態で カプ・コケコ「まもる」ガラガラR「ホネブーラン」カプ・コケコ「Zオウムがえし」をやられた時は目を見開いて驚きました。(後にも先にもその一度だけ)
得意不得意がハッキリしているタイプのポケモンだと思います。
また、はたきおとすに非常に弱く、こうかはばつぐんなのはもちろん、「ふといホネ」を失うのでAが半減してしまいます。ベトベトンRがいたら選出を控えていました。

Suhr Riot モダンで扱いやすいディストーション

SuhrのRiotのレビュー。ハイゲインディストーションを探し回っていた時の記憶を思い出しながら書きます。 Suhrとは? Suhrはアメリカ カリフォルニアのギターメーカーです。ギターのみならずアンプ、ピックアップ、エフェクターとリリースをしています。 正式名...