同ブランドのVOYAGERやJUPITER V2を彷彿とさせる宇宙を感じるデザインですね。WALRUS AUDIOは質実剛健で整ったどこか上品なサウンドにクールながら主張しすぎないデザインで非常に好きなメーカーの1つです。
ARP-87とは?
ARPとは特異銀河を一覧にした辞典のようなものだそうです。300以上もの銀河が羅列されており、それぞれナンバリングされているようです。
87番は「相互作用する2つの銀河」とのことです。デジタル、アナログ2種類扱えることからきているのでしょうか?
コントロール
level、repeats、ratioについては初めてディレイを触る方でなければご理解いただけるかと思います。ここではprogram、dampen、xについて見ていこうと思います。
program
A、D、S、Lの4モードから選択できるそうです。
A、Dはそれぞれアナログ、デジタルとして残りは…?
- analog アナログディレイです。ディレイ音が劣化しているのが早いように感じます。分かりやすくアナログディレイ感があります。
- digital デジタルディレイです。後述するdampenの設定によってはデジタルディレイながら暖かみのある音が作れそうです。
- slap sはスラップバックディレイだそうです。またこの場合はratioが音符の選択ではなくディレイタイムのノブとして機能するようになるとのことです。ディレイタイムも短かくまとめられており、非常に直感的にコントロールできそうです。
- lo-fi 今回「おっ」と思ったのはこちらのサウンド。スペーシーでインパクトのあるサウンドです。
dampen
こちらはローパス・フィルターとのこと。反時計回りでハイをカットしていくイメージです。
x
programがlo-fiの時のみフィルターとして機能し、それ以外のprogramではmod depthとして機能するようです。
その他の機能
その他、かゆいところに手の届く機能が用意されています。
スイッチを長踏みすることで、瞬間的にxとrepeatsを最大にできるそうです。他のパラメーター次第では発振もできそうですね。
「多機能のディレイペダルが欲しいけど音色は1つでよい。タップテンポは欲しい。」という方にはピッタリなペダルではないでしょうか。
競合はJHS Pink Panther辺りでしょうか。クリアさならPink Panther、モジュレーションならARP-87に軍配が上がるかと。
個人的にはサイケデリックなサウンドを出すギタリストにxを効かせたlo-fiモードを使ってほしいと思いました。
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